店内のご案内
金澤町屋
当店は、明治42年に初代が、大樋町の本家から分家して創業しました。呉服屋であった建物を居抜きで使用しましたので建物自体は、それ以前のものです。
金澤町屋の面影を残す店内をご紹介します。
外観
金澤町屋とは、金沢市内に残る昭和25年以前に建てられた木造住宅の総称です。
石葺きの屋根をそのまま瓦葺きに変えましたので、屋根の勾配が他の家よりも緩やかです。
店内
店内は、このような感じです。
法被から作った暖簾
店内右奥にかけられているのは、戦後使用していた法被を仕立て直した暖簾です。
亀甲(キッコウ)日の出は当店のトレードマークです。
吹き抜けの天井
高い吹き抜けの天井、太い梁、天窓、町屋の面影をのこしています。
店の2階には、住み込みの男衆の部屋跡と姉やの部屋跡が階段を別にして残っています。
賞状
大正13年に皇太子様が石川県に行啓された際に醤油を御台覧頂きました。左は、その時に県から頂いた賞状です。
右は、大正12年に初代が開発した本江式麦煎機の賞状です。
顕彰
平成21年に金沢商工会議所から、創業100年を顕彰されました。
中庭
家の中央には中庭があります。左がお座敷で、右が中庭です。
小さな庭です。冬は、庭師さんに、雪吊りをしてもらいます。
春になると、中庭に梅の花が咲きます。
その他
2012年5月号のClubsmに当店のゴマ味噌が紹介されました。
「かなざわ・まち博」認定スポットです。
優良金澤町屋に認定されました。